事務所・精米所・低温倉庫を併設した複合施設

株式会社 アグリフーズ福井 様よりご依頼いただき、事務所・精米所・低温倉庫を併設した複合施設を、設計・施工いたしました。

建物の特徴

通常この規模の施設では鉄骨造が選ばれることが多いのですが、今回は木造を採用しました。大間口に対して中間柱を設けない構造により、開放感のある内部空間を実現し、用途やレイアウトの変更にも柔軟に対応できる設計となっています。

精米と保管を一体化した効率的な動線設計

本施設は、精米と保管の機能をひとつにまとめた一体型の施設となっており、精米所で精米されたお米はそのまま隣接する低温施設へと搬入され、移動の手間なく一括で管理することができます。スムーズに作業を進めることが可能な、無駄のない効率的な動線設計となっています。

限られた空間を有効活用

低温倉庫内には自動で移動する可動式ラックを導入しました。従来の平置きよりも保管効率・作業性が大きく向上し、限られた空間を最大限に有効活用しています。

品質管理を支える空調設備

低温倉庫内には空調設備により、一年を通して最適な温度に保たれています。最大5,000俵の精米後のお米を安定して保管可能となっています。外は夏日で蒸し暑い日でも、倉庫内はひんやりと心地よく、温度管理の効果を実感することができます。

日常業務を支える機能的な事務所スペース

施設内には、2階建ての事務所も併設されており、1階には事務所、2階には会議室を配置しています。毎日の管理業務から精米、保管まで、すべての工程をこの施設内で完結できる、利便性の高い設計となっています。

ご相談やお問合わせも随時承っております。新築はもちろん、既存施設の見直しやリニューアルのご検討も、お気軽にご相談ください。